トップページ > 繰り広げられる看護師争奪戦! > 看護師を増やせばそれだけで病院は収益が上がる!

看護師を増やせばそれだけで病院は収益が上がる!

医療行為には国が保険点数というものをつけています。

どんな医療行為をしたら何点付くか?というのがあらかじめ決まっていて、
これによって医療行為の値段が付くしくみになっています。

たとえば、その病院の1人看護師が受け持つ患者数が1日平均10人だとしたら、
患者1人あたりの保険点数は1269点になります。

1点が10円なので、その病院に入院した患者は保険がきかないとすれば、
1日あたり12,690円その病院に支払わなければならないということですね。

これがもし、1人の看護師が受け持つ患者数が1日平均7人だとしたら、
患者1人あたりの保険点数は1555点になります。

すると、その患者は、1日あたり15,550円を支払わなければならないということですね。

看護師1人あたり何人の患者を受け持っているか?というのは、
きっちり国から認定を受けなければなりませんが、
看護師を増やすだけでも、患者1人あたりのいわゆる客単価は上がるわけです。

上記の例のように、看護師1人あたりの患者数を10人から7人にしたとすると、
1人当たりの単価が、12,690円から15,550円に上がるわけです。

1人あたり2,860円の単価アップですね。

これが1日あたりの収益アップですので、
たとえばベッドが1000床ある病院の場合は、単純に×1000をすると、
1日あたり286万円、1年にするとさらに×365なので、
なんと10億円以上の収益アップになるのです!

これを達成するためには、看護師を4割程度増やさなければなりませんが、
1000人の患者を100人の看護師で診ていた病院が、140人に看護師を増やしたとしても、
人件費は年間2億円程度で済むわけです。(看護師の年収を1人あたり500万として、×40人)

つまり看護師の人件費は2億円増えるけど、収益は10億円増えるということなんです!

患者からすれば保険がききますから看護師1人あたりの患者数は少ない病院がいいですし、
病院も儲かる、医療ミスも減る、看護師も激務から開放される、
と医療現場にはいいことずくめなのです!

こういった事情もあって、病院は多少高いお金を払ってでも、
のどから手が出るほど看護師がほしいのが現状なのです!